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2011/07/07

「苦しみ」をめぐって 京都カフェ・サンナミジ

お待たせしました。
京都、カフェサンナミジで開かれた哲学カフェの報告です。


今回のテーマは、
参加者からのリクエストにおこたえして、「苦しみ」。
進行役は、大阪大学文学部4回生の杉山知紀さんがチャレンジされました。

参加者は20名の最高記録。
もう座るところがありません...
みなさん、次回は立ち見にならないように、早めに来てくださいね。


進行役杉山さんからの感想です。

「今回の進行役としては2回目の哲学カフェでした。前回はかなり緊張していたこともあって発言者を指名するだけで精一杯になってしまったところがあったので、今回はその反省も含めて、特に発言者の発言の中で理解しにくかった部分や、発言の意図の確認を中心に対話に関わっていくことを意識しながら進行するように心掛けました。この点に関しては、十分ではありませんでしたが、ある程度は出来たように思います。










内容的には、最初のあたりにかなり宗教的な話が出てきたのでそこからどういった展開になるのか予想できませんでしたが、話が進むに連れて徐々にいろいろな論点が出てきてとても面白かったです。特に、「動物の苦しみと人間の苦しみはどう違うのか?」、「『社会の中で人と関わり合う中で生まれる苦しみ』というのが人間特有の苦しみではないか。」、「人に自分の苦しみを語ることが難しいのはなぜか?」といった話が個人的に印象に残りました。」

次回は8月の開催を予定しています。
お楽しみに。