ページ

2011/08/02

中之島哲学コレージュ/哲学カフェ「原発について何を知るべきか」



こすがです。7月27日に開催された中之島哲学コレージュ/哲学カフェ「原発について何を知るべきか」の参加者の方々のご感想をいくつか紹介させていただきます。
今回はなんと60名もの方々がご参加されました。
「「原子力エネルギーは自然エネルギーなのか?!」という議論の切り口が新鮮でした。自分が考えたこともない切り口でした。」

「一人一人がある程度知識・見解を持って参加しているテーマだと思いますが、それだけに脱線しがちで扱いが難しいテーマでもありますね。個人的には「脱原発」と言わないと非国民、みたいな今の風潮には疑問を持っています。(決して賛成派ではありませんが)先入観を排して冷静に考えるのが大事だと思います。厳しい意見もありましたが、敢えて取り組んだ姿勢は評価できると思います。「知識を吸収」しに来る場ではないことは分ってますので、そこは自己責任で良いと思いますよ。「発言する」ことが大事ですので。」

「今回はありがとうございました。私たちのからだは放射線の中で、放射線を利用して生きています。放射性Kなどはそれだし、最近は本にもそのようなことがよくのっています。が、微量ですね。原発については、当時者たちのこと、安全面、今回の面、原発そのもの、経済面、他国との関係、かくれた利用法。それに、流れる情報が、善意によるものか、悪意(利用)によるものかもあるし、考えることはたくさんあると思います。ただ、研究者は、常にそれにかわるエネルギーを研究しているし。たった2時間で、これだけの人数では、ブレーンストーミングのように、それぞれの人が、それぞれの立場から、こんな面もあるよと、みんなに問題テイギするまでが、なんとかできることだと思います。私は、今日のディスカッションは成功だったのではないでしょうか。ある人が、もっとキケンなものもあるのに…ということばも、私の中にはとどまっています。私もそう思うからです。」

「原発のこと、当事者のお話を聞けて、改めて自分が考えもしなかったことがあり、それが分かりよかったです。あと、この哲学カフェですが、「皆の意見を聞く」という今のやり方もいいと思うし、確かに、「答えを出す」ということをするのもいいと思いました。答えを出せるテーマを考えてみるのもおもしろいかもですね。」 

以上です。