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2011/10/05

初めて参加した人の感想は?


こんにちは、まつかわです。

先月末の中之島哲学コレージュのあと、参加2回目の方に感想を聞く機会がありました。
参加されたのは9月13日の哲学カフェ「見えないものはなぜ恐いのか」と、28日の書評カフェ『「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに』です。
初めて参加された方がどんなふうに感じるのか、とてもわかりやすく聴かせてくだったのでご紹介させていただきます。

913日(火)の「見えないものはなぜ怖いのか」の回から初めて参加させていただきました。
今までも、神戸でこのラボカフェのチラシはよく見ていて(どこでだろう、おしゃれなカフェとかにあったような)、ぜひ一度行ってみたいとずーっと思っておりました。でもなかなか日にちが合わなくて、あの日は休みで、やっと行けるーと思い夢がかなったような気持ちでした。

初めてで、まったくどういうものかわからず参加しましたが、[実際に参加してみて]ほんと意見の層が広く意見に対して思うことがあれば自分の感じることを自由に言ってよさそうだな、と思いました。(流れの把握は大事ですが)

そのうち、どんどん、「初めてですが‥‥」という人も意見を言っていたので初めてでも[発言して]いいんだな、と思い、この場に、意見を聴いた上での居るものの責任感みたいな感覚で、「この意見も入れてほしい」「このまま終わっていいのか」と最後のほうに[自分の意見を]言いました。言いたいというよりは言わなければいけないかもという感じでした。(けっして苦痛とかではなく、でも勇気みたいなのはやっぱりいったかな?)

そうそう、あと素朴な感想として、今まで、お話が前の位置にまた戻るというのがあんまり発想なくて、日常でも意見言い遅れたりしたらどんどん先に進むしまた戻すのってわるいなー言いにくいなーと思っていました。よっぽど言いたい時は「話戻りますけど~」と遠慮して言いながらなんとか言うっていう、どちらかというと流れをとめてはいけないような呪縛??でマイナスのイメージがありました。でも哲学カフェでは、そんな抵抗はなくちゃんと最初に戻って話をするのが新鮮でした!


Nさん、ご感想(+ブログ掲載にご了承いただき)ありがとうございました。
初めて参加した方が、あの場をどういうふうに感じるのか、どうやって発言のきっかけや勇気を得るのか、大変参考になります。
特に、「お話が前の位置にまた戻るのが新鮮」という感想。私なんかは、戻るのに慣れてるので、「そうか、慣れてない方は流れを止めるのを遠慮することがあるだ」と改めて気づかされました。大事なポイントで流れをとめて立ち止まるのは大切なことなので、初めて参加する方にはぜひお伝えするようにしようかな。