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2012/02/15

中之島哲学コレージュ/書評カフェ『妊娠中絶の生命倫理』

こすがです。2月8日に開催された中之島哲学コレージュ/書評カフェ『妊娠中絶の生命倫理』に参加者された方々のご感想をいくつか紹介させていただきます。

「こんなに難しい議題だとは思わなかった。中絶にも正当性を語れる理論武装が必要だなと思った。」

「「性」を扱っていただいたのはうれしかった」

「先生の情報が多くて素晴らしい。途中休ケイは良いことと思う。普段も進行役の(参加者の)頭の整理、リフレッシュにあってしかるべき。先生の反論は正しい意見と思った。」

「何事も哲学だけ・道徳だけで全てを物語ることはできないけれど、色んなものが絡み合ってごっちゃりとした物事を、「哲学的には〜」という哲学の視点、「道徳的には〜」という道徳の視点、といったぐあいに、色んなものさしで捉えなおすのも面白い。特に権利の話はわくわくした。」

「内容について、前半のまとめがわかりやすく本を読んでいなくても入ってゆけた。企画のきっかけに、(たとえば助産師と哲学学生の)話のかみあわなさを挙げていらっしゃいましたが、たしかにフロアでもかみあっていないことが、実感できてよかった。問題のむずかしさが実感できた。応用倫理の問題は、日常で語り合いにくいので、こうした場は貴重だと思います。」

今回は37名の方々にご参加いただきました。今回はとても寒く、後半はシャッターを閉め切ってのカフェとなりました。寒い中最後までお付き合いいただいたみなさま、お疲れさまでした