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2012/12/07

日蘭学生会議と「国を愛するとは?」を考える

こんにちは、まつかわです。
12月5日は、アートエリアB1で中之島哲学コレージュを開催しました。

ゲストは、昨年、オランダのワークシェアリングを紹介くださった日蘭学生会議のみなさん。今年は「国を愛するとは?」というテーマを取り上げてくださいました。



前半は、「ナショナリズム」と「愛国心」について歴史や語源をふまえた発言が続きました。nationとstateの一致に関する思想や、戦争と愛国心の関係、あるいは地域的な郷土愛、資本主義との関係などなど。
それらを自分の現在の暮らしと結びつけて理解することは、私にはとても難しいことでした。
しかし後半、どんなときに愛国心を感じるか、なぜナショナリズムは危険だと思うのか、国が自分を守ってくれると思うのはどんな場合か、具体的な理由やイメージを添えて話してくださる方がでてきて、少しずつ自分の暮らしと結びつけて理解することができるようになったように思います。

「私と国との関係って、ひととおりじゃないんだな」と気づかされる回でした。

参加者のみなさん、そして日蘭学生会議のみなさん、ありがとうございました。