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2014/02/01

記憶はフレッシュなほうがいいのか?+東北記録映画上映会&哲学カフェのお知らせ

こんにちは、まつかわです。
1月13日に岡山で開催した哲学カフェの報告がまだでした。

実は、何度も書こうとしたんですが・・・刑事事件における取り調べや、看護・介護の例などが出されて非常に興味深かったのですが、どうも私にはそれをまとめる力量はないようです。

でも、話し合ってみて、大きな発見がひとつありました。

最初にこのテーマを参加者の方(というか、私の夫なのですが)から提案されたとき、(「記憶がフレッシュってどいうこと?」という疑問はさておき)彼が「時間の経過とともに記憶はあやふやになり、事実を確かめにくくなる」という定説に疑問を投げかけているということは理解できました。
なので、私は「今回は、"記憶“と“事実”の関係について考える回になるだろう」と思っていました。
しかし、いろんな例を出しているうちに、どうもそうじゃない。
記憶というものが問題になるときは、看護や介護の現場でもそれ以外の場でも、「事実」と同時にまたそれ以上に「ケア」という観点が欠かせないらしいということ、そして最初にテーマを提案した彼もまたそのことを考えたかったのだということわかってきました。

どういう過程をたどってそういう結論に至り着いたのかは、(とても私には説明できないので)参加された方のみへのお土産ということにしておきましょう。


2月は城下ステーションの哲学カフェはお休みです。
その代わり(?)、2月22日(土)、3月1日(土)と2週連続、奉還町にあるコミュニティスペースやっちさんにて、東北記録映画の上映会とその感想を語り合う哲学カフェを開催します。
詳細・お申し込み方法は、こちらよりご覧ください。