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2014/03/02

東北記録映画「うたうひと」を観て語り合う

こんにちは、まつかわです。
はじめてのスマホからの投稿です。
うまくいくかな?

昨日は先週に引き続き、岡山のやっちさんにて、東北記録映画の上映会。
昼の14:00から三部作の三作目にあたる「うたうひと」の上映があり、哲学カフェで感想を語り合いました。

先週観た「なみのおと」「なみのこえ 気仙沼篇」がともに、3月11日についての対話とインタビューが中心だったので、今回もそうだろうと思ったら、全然ちがいました。
おばあちゃんやおじいちゃんが、民話を聞かせてくれるのです。
震災の話はゼロ。

哲学カフェでは、こんな話をしました。
絵本の読み聞かせと何が違うか、
具体的な誰かが語ってくれることの大切さ、
荒唐無稽さのなかにあるリアリティ、
民話同士のつながりがつくるもうひとつ世界、
語り継ぐということ、
相槌の大切さときくということ、
なぜ「かたるひと」ではなく「うたうひと」なのか…。

直接震災の話は出てこないけど、何かを語り継ぐとはどういうことか、結論や解決を示すのとは異なる伝え方について考えさせられる映画でした。

方言がききとれず、英語の字幕にもついていけず、一語一句理解できたわけではないけれど、昨夜はその響きの余韻を感じながら眠りにつきました。

貴重な機会をくださったやっちさん、企画者のぎさぶさん、そして参加者のみなさん、ありがとうございました。



3月4日(火)はやっちさんに、中之島でお世話になった岸井大輔さんがいらっしゃいます!