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2015/01/17

こたつむりカフェ「友情と恋のちがいって?」

おはようございます、まつかわです。
昨日、やっち(岡山市北区奉還町)で開催したこたつむりカフェを開催しました。
愛や性に関するテーマで、哲学カフェをしています。




===こたつむりカフェのfacebookページより転載===

昨日のこたつむりカフェでは、「愛と恋について語る」の回にでた問い、「友情と恋のちがいって?」について考えました。

いろんな仮説を検討しましたが、大きな柱となったのは、「恋愛は一緒にいることや関係そのものが目的で、友情は何か別の目的があって一緒にいる」という説でしょうか。検討していくうちに、「恋は排他的な関係を望み、関係自体が目的となる」、「関係性とは機能である」、ポリガミーと恋の制度性など、予想以上に話題が広がり、「このテーマでこんなに遠くまでいけるのか」とびっくりしました。

「『友情』という言葉は馴染みがない」という発言から、「友だちと恋人はどうちがう?」と問いを変換してみたり、「親友」という言葉について考えてみたりもしました。

もちろん、「性的対象となるかどうか」も友情と恋を分けるポイントとして挙がりました。前半、この説を支持する声は少なかったのですが、後半、途中から参加された「男女間の友情は(基本的に)ない」派の方がさりげなく触れていましたね。

語れば語るほど、最初から最後まで一貫した考えの人と、話すうちにどんどん謎が深まっていく人との差が広がっていくのが面白かったです。後者の人は、終盤、「友情と恋はいかに近いか」について熱弁をふるうことになりました。

結局、「友情と恋がどうちがうか」については、本当に人それぞれ感覚がちがうということを実感させられるばかりで、みんなが納得する答えを見いだすことはできませんでした。
しかし、2時間語り終わった今では、その認識のギャップこそが恋の鍵、彼(彼女)のあの行為は恋心か友情かどちらからくるのだろう?という謎こそが恋心を焚き付けているのではないか、などと思ったりしています。

【今後考えたいテーマ】
「独占欲」、「結婚」


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まだ日程が確定していませんが、同じくやっちで、来月あたりに、「マイノリティカフェ」をやろうと計画中。
互いの○○マイノリティについて語りながら、自分のなかのマイノリティ性とマジョリティ性を見つめる時間をと思っています。
また日程が決まったら、カフェフィロHP等でお知らせします。(メルマガは〆切に間に合わないかも。汗)