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2015/02/24

NSD感想「そこに山があるから登るのか?」

こんにちは、まつかわです。
3月に東京で開催するカフェフィロセミナー、とうとう14日(土)の「哲学カフェのつくりかた」も残席1名になりました!
お申し込み忘れのないようご注意くださいませ。

さて、今日は、1ヶ月前に大阪(失礼しました、間違えました)尼崎でNSDセミナーに参加された方の感想です。
今日から5日間にわたって、全員の感想をひとつずつ紹介させていただきます。


そこに山があるから登るのか?


NSDがなにかも知らず、いつか自分も進行役をやってみたいと言う思いで参加しました。
NSDは、参加者全員で山を登って降りてくる」という説明に、「今回の参加者は5人、2日がかりで1つのテーマなら楽勝じゃん!」と思ったのが大間違い。
全員の意見の一致が無いと進めないことが、こんなに大変だと思いませんでした。

正直、「そうまで持論に固執するか!」「黙ってないで発言してよ」と思うこともあれば、討論に疲れて「ここで自分が譲れば楽になれる」と思うこともありました。
多数決ではなく、全員の納得で登って行かなくてはいけません。
好き勝手発言して、結論は出さなくてもいい哲学カフェがどんなに楽で楽しいか。
多分他の参加者も同じ思いのはず。
それらを脱落者やはみ出し者の無いように、山道を導くシェルパ松川氏の頼もしい姿。
哲学カフェ進行役で見る時とは、また違います。

結局、下山直前で時間切れ、登山ツアーは途中解散となりました。
2日間どころか、このあと1週間は、頭の中で自分が発言し、問いかけられています。
まとわりつくNSD!感想は、「疲れた」と言うのが本音です。
誰と登るか、どこへ登るか、どう登るか、すべて思い通りじゃないから楽しいのかもしれません。
でも、遭難しなくてよかった~!!


(くろ)


そう、この回は、あと1合というところで途中解散になったんですよね〜。
おしかった!!
でも、この回のメンバーが「途中」と感じたところを、「ゴール」と思う人もいると思います。
納得いくまで話し合う!という態度が貫かれていたからこそ、そこに至るまで様々な景色をみたからこその「途中解散」でした。