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2015/02/28

NSD感想「合意できないのはどういうことか」

こんにちは、まつかわです。
NSD参加者の感想、最後は、尼崎でのNSDセミナー実現のために、スタッフ兼参加者としてがんばってくれた、かしゅうさん、こと赤井郁夫さんの感想です。


合意できないとはどういうことか

念願だった地元での「NSD体験セミナー」が実現し大変嬉しく、松川さんはじめカフェフィロの皆さまにお礼申し上げます。
今回は2回目のNSDでした。合意できないとはどういうことか考えさせられました。

NSD
では合意しないと前へ進めないルールがあるので合意が難しい局面を避けざるを得なくなることがあります。
今回、合意が困難な局面と比較的容易な場合とを比較する事が出来る状態になったところが私には面白く感じられました。

合意しない、合意を得られない状況から何がどう変化すると合意に至るのか、納得するという過程を通さないと合意はできないものだと思いますが簡単に納得できる場合、困難な場合それぞれの理由は見えにくいようです。
合意に至らない溝を埋める方策をあまり持っていない事に気付かされましたが、参加者が積極的であることは大事だと思いました。譲ることとか、妥協するということはどういう事なのでしょう。

合意に至らない事態に戸惑う体験を通じて多数決による「合意形成」の危うさに改めて気がついたことも収穫でした。
講師の松川さんと参加していただいた方々と一緒に貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました。また受けてみたい私の好きな講座です。

(かしゅう=赤井郁夫


そうそう、私も今回は、合意に至るのが困難な場面と、比較的すんなりいく場面とのコントラストがはっきりしているように感じ、興味深かったです。
講師という名の進行を務めさせていただいた私にとっても、そこから学ばせていただくこと、考えさせられることがたくさんありました。
貴重な時間を割いて参加してくださったみなさんに、改めてお礼申し上げます。
何度参加しても(本人の意欲次第で)学びや気づきを得られるワークなので、いつかまた、リピート(あるいはリベンジ?)していただければ。
2015年度も、関西と関東1回ずつは開催できるといいなと考えています。

そして、3月の東京でのセミナーはまた違う内容になります。
NSDにも通じるところがある一方で、新たな出会いと学びもある予感。
ワクワクしています。