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2016/01/14

「プロ」でなければ結婚相手になれないのか?

 こんばんは、すずきです。
 遅くなりましたが、昨年12月15日におこなわれたグリグラ哲学カフェの報告です。

 参加者は7名、わたしは進行役としての参加です。

 今回のお題、「「プロ」でなければ結婚相手になれないのか?」は、提案者さんによりますと、某芸能人の結婚でマスコミ等で話題になっていた「プロ彼女」という言葉がひっかかったこと、が提案の理由だそうですが、わたしはこの言葉、はじめてききました。普段はまったく考えなさそうなこのテーマに決まり、 おかげで新鮮なきもちで進行できました。

 さて、当日の対話の内容を少しだけ書きますと、なぜ「プロ彼女」ということばがひっかかったのか、というところから、問いは次第に変わっていって、「無条件に愛されるにはどうしたらいいのか」になり、「変わらない愛ではなく、変わっても関係をつづけるにはどうしたらいいのか」になり、最後の方は「取り替えのきかない人になるにはどうしたらいいのか」になっていました。

 最後の問いの「取り替えのきかない人」にたいする応答としてあった、「本心を見せる」という提案は個人的に興味深かったです。なんとなく「プロ」は本心を見せないというイメージをもっているのですが、だとすると「取り替えのきかない人」になるためには「プロ」ではないのほうがよいのかしら、とおもったり。

 今年度はじめておせわになったグリグラでは、この日も他の日も、進行役も楽しく参加して、考えさせてもらえました。参加者の皆さん、ありがとうございました。またご一緒できる機会があれば嬉しいです。